北海道松前高等学校ホームページにアクセスいただきまして、ありがとうございます。
校長の濵名一博です。本校勤務５年目になります。本来であれば、６０歳となった私は、役職定年ということになるのですが、公募校長としてもう１年、特例任用が認められ勤務できることとなりました。 北海道・全国に誇る松前公園の桜の蕾も徐々に開きつつある春穏やかな４月、本年度新たに新入生２０名を迎えます。全員松前中学校出身で、令和５年度の松前中学校卒業生の６２．５％が入学してくれました。令和６年度は、全校生徒５０名でのスタートです。今後とも、町内及び近隣の多くの中学生に選ばれる学校でありたいと願い、学校存続のため、全ての教育活動を充実させるとともに、情報発信を工夫継続し、生徒確保を目指します。
北海道最南端に位置する本校は、「書道教育」「松前学」「国際理解教育」の３本柱を中心に、地域に根ざし、地域と一体となった特色ある教育活動を推進しております。小規模校ですが、きめの細かい教育の実践、家族的な雰囲気の学校であること等、小規模校の強みを前面に出し、生徒・教職員一丸となって頑張っております。
小規模校ではありますが、三本柱の一つ、「書道教育」におきましては、松前町をあげての取り組みの結果、令和２年度には書道部の生徒が全国総文祭において全国２位を獲得、また令和５年度も鹿児島で行われた全国総文祭において文部科学大臣賞を受賞し、その名を轟かせております。
また、「松前学」につきましては、新カリキュラムに合わせ、計画を大幅に変更し、「ゼミ形式」を導入し、地域の沢山の関係機関・関係企業・大学等とより深く連携しながら、広く地域の歴史・文化・産業等を学ぶとともに、町の魅力化や町づくりについて深く探究し、外部に発信することを中心に取り組み、探究チャレンジ道南大会では ２年連続上位入賞を果たすなど、本校の深い探究活動は内外で高く評価されております。
さらに「国際理解教育」の一環で実施している生徒のフランスへの派遣も復活し、令和４年度に５名、昨年度は３名の生徒を派遣し、大きな成果をあげました。今年度も秋に実施する予定です。
本校は道立でありながら、これまでも松前町から多大な支援を受けて参りましたが、昨年度より入学支度金の導入や給食の無償提供など、更なる援助をいただき、大変感謝申し上げます。今年度も皆様方に支えられながら、より充実した教育活動を実践していきます。皆様方の期待と信頼に応えるべく、職員・生徒一丸となり、生徒一人一人が燦めき、学校が輝くことで、町に活気が出るよう教育活動を推進していく所存です。
今年度もこれまでと変わらぬ御支援、御協力をお願いいたします。
学校案内
学校長挨拶
教育活動